2018年10月5日金曜日

National Insurance Number 申請拒否される

イギリスに住む日本人の皆さん誰もが通る道、National Insurance Numberの取得。

それをわたくし、先日却下されました。

National Insurance Numberは日本のマイナンバーのようなもので、
仕事をするときや税金を払うときに必要になります。
英国人だったら16歳になる年に自動的に発行されるものですが、移住してきた外国人は申請しないともらえません。

そのため、ちょっと検索すると英国移住した皆さんのいろいろな記事が出てきます。
皆さん電話して(これが朝イチでも30分ぐらい繋がらない)アポを取り、書類を送るかジョブセンターまで出頭してインタビューを受け、申請手続きをするのです。
ただ、皆さんの記事では「申請拒否された」なんて出てこないんです…
なので、私も簡単に取れると思ってました。自分が申請するまでは…

申請1回目:

なぜか最寄りのジョブセンターではなく、
中心地から徒歩40分のジョブセンターまで来るように、と言われテクテク歩いて出頭。
対応してくれたアフリカ系のおじさんはとてもソフトで優しかったので、リラックスして書類を提出。
このとき言ったのは
「仕事をするためにナンバーが必要です。就職活動はこれから本格的にやる予定です」
提出したのはレジデンスカード、パスポート、
住所証明できるものはまだジョブセンターからの手紙しかなかったので、念のためフラットの賃貸契約書も提示。

結果:数週間後に「Your application was refused」という通知が届く。
理由は「あなたにはナンバーは必要ありません。働くことができるという証明も必要です

何でナンバー必要ないとか決められてるの??
持って行ったレジデンスカードに「Work Petmitted」って書いてあるけど、これは働けるという証明にならんの…?!
と、近くにいた夫に一通りブチ切れました。

再申請するには、また電話して30分待って、
英語でアポを取り、約1時間かけて中心地まで出て、そこから徒歩40分のジョブセンターまで行かなくてはいけないのです。
これは結構なストレスなんですよ…

申請2回目:

またアポ取りの電話をかけると前回言われなかった「就職活動してるという証明持ってきてね」と言われる。
アポが取れた2週間後に再度、徒歩40分のジョブセンターへ出頭。

この時の職員は「パスポートとレジデンスカード、住所証明を出せ」というような雰囲気で高圧的でした。
前回と違い水道料金の通知とNHSの手紙を出し、
さらに働いてる証拠として契約カメラマンとして仕事をしているカナダの会社からの手紙も提出。
ところがこの職員、
「フリーランスで働いてて税金払ってないんでしょ?ナンバーいらなくない?」などと畳み掛けてきます…
「これだけじゃなくて、イギリスでの仕事も探してるの。これ、応募した時のメール。だからナンバー必要なんです!」と主張するも、
「旦那はナンバー持ってるの?」という質問が飛んできました。
「そりゃあるだろうよ(何言ってんだこいつ)」と答えると、「ナンバーは何?」と。
持参書類のリストの中に「配偶者のナンバー」なんて入ってなかったので、もちろん分からず。
「今分からない。夫の情報はパスポートしか持ってきてない」と言うと、
その職員はおもむろにパスポートを開き「旦那のファーストネームは?ミドルネームは?誕生日は?」

ここで私は感じました。
「ぎ、偽装結婚を疑われている…?!」
”偽装結婚してまでわざわざこんな国に来ないわ!!”という言葉をぐっと飲み込む私。

挙げ句の果てには「旦那のナンバー分かんないんだったら、今電話して聞いて。」

仕事中の夫はもちろん出られず…。

こんな感じの申請2回目だったので、申請が許可される気が全くしません。

英国人だったら自動的にもらえるナンバーなのに、ただ仕事がしたいというだけなのに
なぜこんな扱いをされなければいけないのでしょう…

現在結果待ちです。